定刻の30分ほど前に着陸.変わった飛行機が見えるかと期待していたら,いきなり場違いな塗装の767 (?).南のビーチへのチャーター便専門航空会社でしょう.
ゲートに着き,ここで交代するクルーに別れを告げて飛行機を降りると,ターミナルに入る手前でおそろしくスタイルのいいお姉さんから “Transit” と書かれた札をもらいました.ターミナル内にはもちろん英語の表示もあるのですが,なぜか他の国の看板より英語が見つけにくい感じです.ターミナルに入って Transit の矢印に従って進んでいくと,エレベーターを上がってロシア人用の入国審査場の手前にトランジット用のセキュリティチェックがありました.
そこにパスポートと搭乗券をチェックする係員が1人立っていますが,なぜかユナイテッドのロゴ入りのカーディガンを着ています.同じ係員からラウンジへのインビテーションを受け取り,セキュリティチェック.普通のX線ではなく,アメリカと同じ降参ポーズで画像を撮られる機械でした.それにしてもファーストで早く降りられたからよかったようなものの,列が1つでは全員を通すのにかなり時間がかかりそうです.
指定されたラウンジは「ビジネスラウンジ」と称する,広さだけが取り柄のところでした.同じフロアにルフトハンザ,出発階にはスイス航空のラウンジもあり,おそらくどちらも搭乗券を見せれば使えたと思いますが,時間もないし機内食でお腹いっぱいなのでビジネスラウンジでぼーっとしていました.ここから搭乗機がよく見えます.
ヒューストンへのフライトの様子は明日まとめてお伝えするとして,地上走行中に見えた飛行機をご紹介します.
まずはドモジェドヴォ空港を本拠とするS7航空 (ワンワールド).改称に際し,2レターコードを正式名称にしたという珍しいケースです.わかりやすいといえばわかりやすいですが・・・
エンジンにカバーがかかって使われている様子はありませんが,トランスアエロ航空の機材も多数.747が何か変だと思ったらエンジンが1つありません.
ウラル航空もかなり見かけました.機材のほとんどがA320系のようです.しかし,この寒さでバス搭乗だと参ります.
あとはよくわからない航空会社がたくさん.遠くて見にくいですが,右端の3発機はTu-154でしょうか?
飛行機はたくさん並んでいますが,エンジンカバーが付けられて休眠中の機体も多かったです.
雲のせいもあるでしょうが,太陽の光が弱々しい感じです.
最後に,離陸直前に見えたのは Azur Air の757.
期待通り変わった機体がたくさん見られました.
どうでもいいですが,ドモジェドヴォもシェレメーチェヴォもまだ覚え切れず,必要なときは「DME 空港」「SVO 空港」で検索してコピペしています.