ノンストップ便と直行便


日系ではあまり問題にならなさそうですが,米系航空会社ではノンストップ便 (nonstop) と直行便 (direct) をしっかり区別しておかないと,予期しない乗り継ぎをさせられて慌てることがあります.
どちらも同じような意味に見えますが,nonstopは文字通り途中着陸せず目的地まで飛ぶ便なのに対し,directはA~BとB~Cが同じ便名になっている場合を指します.しかも2区間で同じ機体を使う例はまれで,Bで乗り換えなければならない場合がほとんどなのです.この場合,A~Bが遅れてもB~Cが待っていてくれる保証はありません.わざわざ同じ便名にしているのは,一見乗り継ぎがなく楽そうでマーケティングに有利だからとか.
例えば,ユナイテッドのサイトで5月下旬のサンフランシスコ~バンコクを検索すると,UA837という”直行便”が出て来ますが,注釈に成田で乗り換え,機材がB744からB777に変わるとあります.
乗り換えがあることさえ把握していればそんなに問題はありませんが,マイルがA~BとB~Cの和ではなく,A~Cをノンストップで飛んだ場合のマイル数しか付かない,アップグレードの空席待ちをしている場合,両方の区間に空きがないとアップグレードされない (※少し前の情報なので,今は改善されたかもしれません),といった問題があります.
米系でない航空会社で同じ便名が付いているときは,同じ機材がそのまま通しで飛ぶことが多いように思います.シンガポール航空21・22便のシンガポール~成田~ロサンゼルス便はその一例ですね.
ただ,アメリカンで以前サンディエゴ~シカゴ~ボストンと飛んだときは,機材もFAさんも通しという正真正銘の経由便でした.1区間目が少し遅れたのですが,同じ機材なので乗り継ぎの心配はなく,同じだけ遅れてボストンへ飛び立ちました.
ちなみに,A~Bが大幅に遅れて到着する頃にB~Cが出発してしまったら,同じ便名の飛行機が2機同時に空にいることになり,管制が混乱しそうですが,その場合は,一方のコールサインの最後にアルファベットを付けて呼びます.

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