ニュース:シカゴ乗継・エティハド経費節減・カタール航空がアメリカン出資!?


シカゴ・オヘア空港 エアサイドのターミナル連絡バス運航へ

シカゴに乗り入れている海外エアラインのうち,ANA・ルフトハンザ・JALなど一部はターミナル1〜3から出発しますが,大多数はターミナル5から出発します.ところがターミナル5は1〜3とエアサイドでつながっていないため,国内線から乗り継ぐにはいったんランドサイドに出てターミナル5へ移動し,再度セキュリティチェックを受けなければなりません.ターミナル3から5への連絡バスはありますが,これはアメリカンからブリティッシュエアウェイズへの乗継専用で,時間帯が限られている上に対象フライトの搭乗券を持っている必要があります.

このほど,シカゴの運輸当局がターミナル3と5をエアサイドで結ぶ連絡バスを冬季を除き朝8時半から夜8時まで運航しすることになりました.ターミナル1・2はもともとターミナル3とエアサイドでつながっていますので,ターミナル3発着のアメリカンだけでなくユナイテッドなどからも理論上は利用できるはずです.

エティハド:アブダビ以外のリムジンサービス廃止

一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった中東御三家も最近は息切れしてきたようで,業績が悪化傾向にあるエミレーツがアメリカ線を大幅に削減したり,ラウンジを有償でエコノミー客にも使わせたりしています.

エティハドも同様にラウンジに有償利用オプションを設けたほか,他社特典を除くビジネス・ファースト客に提供していた無料リムジン送迎サービスを7月3日以降アブダビのみとすることになりました.7月3日以前の発券分は今まで通りの都市で利用可能です.理由が「多数の利用客が自分で交通手段を手配したがっている」ためということですが・・・ どうしてエアラインは素直にコストカットだと言えないんでしょうね?

カタール航空:アメリカンへの出資を検討

中東系の中でもカタール航空だけは別かもしれません.断交にもめげず,なんとアメリカンへ3.5〜10%出資することを検討しているというニュースが飛び込んできました.4.75%以上の株式取得には取締役会の承認が必要ということで,アメリカンがこれを受け入れるかどうかはまだわかりませんが,投資家向けの文書では「中東系エアラインが公正な競争をすべきという立場に変わりはない」としています.アメリカンのCEO ダグ・パーカーは社員向けのメールで「驚き,やや混乱している」「特にうれしくはない」とする一方,「皆さんのような優秀な社員がいる会社だから,有望な投資対象だと思っただけかも」と楽天的なところも見せました.

なお,カタール航空はブリティッシュエアウェイズ・イベリア航空などの親会社IAGにも出資しています.

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