ニュース:新しいLCC・管制業務の民営化・カタール続報


IAGのLCC部門・LEVELが運航開始

ブリティッシュエアウェイズ・イベリア航空の親会社 IAG が LEVEL という名前で LCC 部門を設立し,6月からバルセロナ〜アメリカ西海岸の2都市・ドミニカの3路線で運航を開始しました.17日からはブエノスアイレス線が始まります.当面はイベリア航空の乗務員で運航し,そのうち (給料の安い) 自前の乗務員を雇用する予定です.

機材はすべてA330で,プレミアムエコノミーとエコノミーの2クラス.プレミアムエコノミーでもピッチは37インチと,アメリカ国内線のエコノミープラス程度です.

気になるマイルは親会社の Avios とアメリカンに加算できます.Avios では運賃によって距離の10〜150%,アメリカンの場合はアメリカ線 (現在はロサンゼルス・オークランドのみ) が対象で加算率は10〜110%です.特典マイルのみで,EQM・EQDは加算されません.

トランプ大統領,航空管制業務の民営化を計画

アメリカの航空インフラに大きな不満を持つトランプ大統領が,航空管制業務を民営化する計画を発表しました.現在はFAAの管轄下で,システムのアップグレードも試みられていますが,遅々として進んでいないのが現状.民営化によってシステム更新が進み,ニューヨークなど渋滞が常態化している空域の混雑が緩和するのであれば大歓迎です.

カナダなどではすでに民営化が行われています.アメリカ国内でも,エアラインはもちろん管制官の組合も管制システムの効率化につながるとして民営化に賛成のようです.

逆に懸念されるのは,採算の取れない小空港での管制サービスがどうなるかです.現在も小空港への定期便を運航するための補助金が出ていますので,それと同じような仕組みを導入することが考えられますが,トランプ大統領はこの補助金に対しては反対の姿勢を示しています.

カタール断交の航空への影響

現状このようになっています.断交した国との間の直行便以外に関しては,意外と通常通り運航されているようです.

  • ドーハとエジプト・サウジアラビア・バーレーン・UAEを結ぶフライトはすべてキャンセルされています.モルジブは断交には参加しましたが,フライトは継続されています.
  • その他のフライトは必要に応じてルートを変更して運航されています.ただし,この結果アフリカ方面を中心に遅延する便が相次いでいます.将来のフライトに関してはすでにスケジュール変更も行われているようです.
  • キャンセルされたフライトに関しては,アンマン・マスカット・イスタンブールなどを経由する便への振替で対応しています.振替先もワンワールドだけでなくエジプト航空・トルコ航空も可能のようです.

というわけで,アメリカ〜ドーハ〜アジアのようにフライトがなくなった4ヶ国が関係しない旅程であれば,ほぼ予定通り飛べると考えてよいと思います.

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