アルコール格差 4


上級クラスに乗るときは搭載されている高級なお酒を飲むのが楽しみの一つという方も多いと思いますが,シャンパンやワインなどに比べてどうもビールが虐げられているような気がします.ワインについては銘柄,葡萄の種類,年代はもちろんのこと,ソムリエによるわかったようなわからないような味の記述が長々と書いてあることが多いです.

ところが,ビールになると単に一言「ビール」とあるだけ.

実際には,プレミアムモルツを積んでいる日系はましな方で,下手するとハイネケンやバドワイザーなど何の面白みもない銘柄しか積んでいないことも少なくありません.この点に関してだけは,サムアダムスやクリアウォーターなどを常時積んでいる米系は優秀です.

そんな中,キャセイが「上空3万5千フィートでもおいしい」というビールを開発したそうです.香港・ロンドンのラウンジと香港〜イギリス便でしか提供しないそうですが,いつか飲んでみたいと思います.


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4 thoughts on “アルコール格差

  • 匿名

    ビールの扱いってワインに比べると、確かに格差がありますね。。。

    欧州系の話になりますが、2年ほど前からSASではコペンハーゲンのミッケラーというブルワリーのビールを提供しています。Cクラスのメニューカードや機内番組でもソムリエが紹介していました。ただしCクラスでも「ビール下さい」とだけ言えば、カールスバーグが出てきましたので「ミッケラーのIPAを下さい」などと言った方が良さそうです。
    https://youtu.be/I0xEEa9RaYk
    https://youtu.be/qqXHsWiaKXg

    KLMでは世界初?機内でドラフトビールが飲める、なんて宣伝をしていますね。PR動画ではビール以外にCクラスシートなどもちゃっかりPRをしています。
    https://youtu.be/EWKWp34tw2o

    BAでは昨年からコーンウォールのブルワリー、セント・オステルのペール・エールが提供されています。ヒースローのラウンジにもおいてありました。
    https://youtu.be/kQiw20dtR9Y

    このサイトに出てくる写真のように、ずらりとタップが取り付けられた機材があると、ビール好きは思わず予約しそうですね。
    http://draftmag.com/expanded-craft-beer-choices-coming-to-domestic-delta-flights/

    • tak Post author

      匿名希望さん

      いろいろと情報ありがとうございます.そういえばKLMは聞いた覚えがありますが,SASとBAは初耳でした.米系はなぜかビールは熱心なんですよね (苦笑).

  • NWエリア

    Takさん

    昨日は、アラスカエアーにて、Icy bay IPAをいただきました。米系でIPAの選択肢の中では、サムアダムズやGoose IPAよりもずっと旨いと思います。
    https://alaskanbeer.com/our-beers/icy-bay-ipa/
    機内でクラフトビールの選択肢➕はよいのですが、ワイン主流で良いのではないかと思っています。
    機内でビールの飲みすぎの為、トイレに並ぶといった現象はやはり(どの航空会社も)誰もが回避したいでしょうから。
    トイレ近くの席の客はたまったものではありません。(笑)

    • tak Post author

      NWエリアさん

      ASはあまり乗らないので知りませんでしたが,それもおいしそうですね.
      しかし,トイレが近くなるのは確かだと思います.私も通路に簡単に出られる席のときしか飲みません (笑).