トルコのクーデター (未遂) 事件で一時閉鎖されていたイスタンブール・アタチュルク空港はオープンしました.しかし今後しばらくは混乱が続くと予想され,米系各社もトルコが関係する航空券の変更手数料免除などの措置を取っています.ただしまだ今後数日間程度のフライトが対象なので,それ以降のフライトの場合はしばらく様子見するしかありません.
さらにアメリカのFAAは,米系エアラインによるイスタンブール・アンカラ便の運航,およびエアラインの国籍に関わらずトルコからアメリカへの直行便の運航を禁止すると発表しました.理由は「空港周辺で散発的な銃声が聞こえ,安全管理に疑問があるため」としています.米系各社は事件前からイスタンブール便を運休していましたので影響はありませんが,アメリカ各地に乗り入れているトルコ航空には大きな影響が出てきそうです.なお,この措置は8月15日までに継続するかどうか再検討するとしています.
アップデート:アメリカとトルコを結ぶ直行便は7月19日に再開されます.