成田で159人が入国審査なしで入国


4月17日,台北からのバニラエアフライトの乗客を乗せたバスが間違って国内線エリアに入ってしまい,乗客159人が入国・税関審査なしで入国できてしまうという事態が発生しました.うち110人とは連絡が付いて手続きを済ませましたが,残り49人はそのまま入国してしまったそうです.荷物を預けていると当然国内線到着のベルトでは受け取れないので,いずれ乗客の方から「どうなっているんだ」という話がありそうですが,預けていない人はそのまま出て行って後から「あれ?」ということになっても不思議はありません.このフライトが一度中部空港にダイバートしてから成田に到着したため,運転手が国内線と勘違いしたのではないかと言われていますが,日本では珍しい事件です.

同じようなことはアメリカでもたまに起こっていて,昨年11月にはメキシコからJFKに到着したアメリカン便の乗客が国内線側に誘導されてしまったという事件がありました.アメリカの場合,カナダ・アイルランド・アブダビなど一部空港からのフライトの中には搭乗前にアメリカへの入国審査を済ませ,国内線として到着するものがあり,なかなか複雑です.また,出国審査がないのでゲートはほとんどが国内・国際兼用で,降機後下のフロアへ行くかどうかだけの区別のため,開けるドアを間違えただけで同じような事態が起こってしまいます.

以前にも書きましたが,私もフランクフルトで似たような経験があります.名古屋から到着したとき,最初に降りた乗客が出るドアを間違え,シェンゲンの出発エリアに出てしまったのです.数日後フランクフルトから出国するとき,入国スタンプがないのを突っ込まれるかと思いましたが,すでに無数のスタンプが押してあって探すのをあきらめたのか,あるいはルフトハンザから何らかの連絡が行っていたのか,何も言われませんでした.

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