空の旅に動物を連れて行くときは航空会社に預けて貨物室に積み込むのが原則ですが,小さい動物であればかごに入れて客室に持ち込むことができます.もちろん,特殊な事情がなければかごから出すのはご法度です.「特殊な事情」というのは,アメリカでは精神安定のためのペットの場合を指します.これについてはいろいろ論議があるのですが,ここでは置いときます.
で,中には変わった動物を精神安定用に飼う人もいるようで.あるいはサンクスギビング前で新鮮なターキーをプレゼントしたかったのでしょうか.
犬であればわりとよく乗っていますが,ここまで堂々と座っている場面はあまり見ないと思います.関係ありませんが,顔を見ると日本犬らしい雰囲気がありますね.
所変わってタイでは,タイ航空傘下の地方航空会社タイ・スマイルが人形用の席を販売し,機内食も出すというサービスを始めたそうです.画像はやや不気味なのでこちらからご覧ください.
これに少し似た話ですが、昨年12月末のにLAXのターミナルでラブラドール犬が飼い主につながれて堂々と歩いているのを見ました。
あ、盲導犬だなと思ったのですが、周りの子供や数人の大人がそのラブラドールをペット(頭をなでなで)しているので何か変です。うちの子供をだしにして、僕もその犬に近づいていきました。
そしたら、なんとその犬はストレス軽減犬だったのです。パンフレットをもらって読んでみると、
「ホリデイシーズン等混雑時はいらいらしがちですね。そんなときは犬と触れ合って優しい気持ちになり、ストレスをほぐしましょう」みたいなことが書いてありました。
どうもボランティアでやってくれているようですが、そんな取り組みもあるんだなと驚きました。その犬とボランティアのおかげで、確かにストレスは軽減されたように思います。アメリカの空港はTSAのひどさは有名ですが、ささやかながらこういった取り組みもあるんだなと感心させられた次第です。
ストレスをほぐしてくれたその犬(オス)は、相当疲れていた様子です。恐らく1000人は相手してくれたのではないでしょうか。その疲れた犬を癒すのはかわいいメス犬かな?
大阪球場さん
なんと,そんなイベントがあったんですか.そういえば同じような目的で犬や猫をレンタルしている会社もありますよね.
そのイベントなら空港にいるだけだからいいですが,個人持ちの大型犬が飛行機に乗ってくると困りますね (実際乗ってきてバルクヘッドの足元に寝そべっていたという話もあるそうですが).
> その疲れた犬を癒すのはかわいいメス犬かな?
LOL!