米系航空会社 6月の業績


米系航空会社が相次いで6月の業績を発表しました.()内は昨年6月比です.各社とも昨年に比べフライトを増やしましたが,アメリカンとデルタは搭乗率もアップしたのに対し,ユナイテッドのみ下落しました.

AA DL UA
有償旅客マイル (百万) 20.4 (+2.8%) 19.6 (+3.2%) 19.4 (+1.3%)
有効座席マイル (百万) 23.9M (+2.4%) 22.3M (+2.6%) 22.4M (+2.2%)
搭乗率 85.4% (+0.4) 88.1% (+0.6) 86.3% (-0.8)

ユナイテッドがひどいらしいということで気になる6月の定時到着率 (遅延14分以下) については,FlightView がまとめたデータによると高い順にデルタ 78.8%,アメリカン 71.9%,ユナイテッド 66.5%でした.相変わらずデルタの信頼性の高さが目立ち,ユナイテッドは3分の1のフライトが15分以上遅延したことになります.ただし,各地の悪天候の影響で5月より各社とも数%ずつ悪化しました.フライトが目的地に到達する率もデルタ 99.7%,ユナイテッド 97.8% (アメリカンのデータなし) で,明らかにデルタ優位です.

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