TSA Pre-Checkの変遷


Pre-Checkというのはセキュリティチェックで靴を脱いだりPCを出したりしないでいい,つまり9/11以前のセキュリティチェックで済むという制度です.アメリカの空港のセキュリティチェックで看板を見かけたことのある方も多いと思います.対象者は初め米系各社の上級会員からランダムに選ばれていましたが,その後グローバルエントリー (GE) 保持者が含まれ,さらに最近TSAが独自のPre-Check専用のスクリーニングプログラム (有料) を始めました.それ以外でも,フライトパターンなどにより安全な乗客と判断されて選ばれることもあるようです.

私の場合,ユナイテッドの1Kだったときには9割ぐらいの確率で選ばれていましたが,グリーンカードを取得してGEに加入し,予約に Known Traveler Number を入力し始めたとたん選ばれなくなりました.これは米国籍でないGE保持者が対象からはずされてしまうという初期にあった問題のせいで,これが解消されてからは必ずPre-Checkに通っています.

最近はPre-Check対象者数の増加にレーンの数が追いつかず,空港によってはPre-Checkなのにずいぶん待たされるという本末転倒な事態が起こることもあるようです.

その対策として,今後はGEかPre-Checkプログラムに加入していない乗客がPre-Checkに通る確率を大幅に下げていくそうです.航空会社経由でそのような連絡を受け取った方もいるかもしれません.GE持ちとしてはPre-Checkレーンの混雑解消は歓迎ですが,GEもPre-Checkプログラムも米国籍かグリーンカード保有者でないと加入できないので,不便を蒙る外国人は多いのではないかと思います.また,有料プログラムへ誘導することでTSAが金儲けを狙っている臭いもしないでもありません.

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