デルタで珍事件がありました.ミネアポリス~ラスベガス便で,トイレに行った機長がコックピットに戻ろうとしたところ,ドアが壊れて開かなくなり,副操縦士が1人で着陸する羽目になりました.1人での着陸は大変ながらも普通の状況なら特に問題ないそうですが,規定で緊急事態を宣言し,目的地に無事着陸しました.
しかし,初めて知りましたが地上走行用のステアリングは機長席 (左側) にしかないそうで,ゲートまではトーイングカーに牽かれて行きました.その後,整備士がコックピットの窓から入ってドアを修理したとか.
以前,亡命希望の副操縦士が意図的に機長を締め出した事件がありましたが,思わぬところに落とし穴があるものです.
個人的には、副操縦士までがトイレに行きたくならなくて良かったなと。
トイレが我慢できなくなったら、別の空港に降り立った可能性もありますよね。
お好み焼きは広島風さん
本当にそうですね.トイレに行きたくならなかったとしても,1人になってしまった時点でまだ目的地まで遠かったら,別の空港に行ったんでしょうかね.途中はほとんど自動操縦とはいえ,バックアップがいないわけですから.
バックアップが無いときのルールは、航空法というよりは、各航空会社のルールによるのでしょうかね?
つい先ほど日本のテレビで、機長が副操縦士をコックピットから締め出して、自殺するため音速を超え急降下してインドネシアの川に垂直墜落させたシルクエアのドキュメンタリーを放送してました。
ボイスレコーダーなどが故障かブレーカーが落とされたらしく、記録が無いので妄想の域を出ないそうですが。
お好み焼きは広島風さん
航空法と内規と両方ありそうですし,残った方も機長資格を持っていたらまた違ったかもしれません.DL機の場合,副操縦士が自分でステアリングできなかったということは地上で左席へ移ることさえ許されていないということですから,結構厳しいルールがあるみたいです.
シルクエアーの事件,ありましたねえ.ボイスレコーダーを落としたということはかなり計画的だったんですね.