アメリカの”修行”事情


エリートステータスや特典航空券のマイルを貯めるためだけに飛ぶことを日本では”修行”と言いますが,アメリカではmileage run (MR) といって FlyerTalk にも専用のフォーラムがあります.効率はcpm (cents per mile), つまり1マイル当たり何セントかかるかで評価し,だいたい4cpmを切るとよいMRということになっているようです.大陸横断を往復するとだいたい5,000マイルですから,チケットの値段は約200ドルということになります.底値とはいえ,飛行時間が合計10時間ほどになることを考えると,日本よりだいぶ安いのではないでしょうか.
全般的に,アメリカは日本より修行がしやすい環境にあると思います.気軽に乗れる国内線に限ると,日本は細長いのでルートのバラエティがほとんどないのに対し,アメリカは面で広がっているので,ルートによっては非常に効率の良い修行ができます.ニューヨーク~ロサンゼルスを例に取ると,ノンストップ便は2,461マイルですが,ヒューストン経由なら2,798マイルにもなります.また,西海岸を夜出て東海岸に翌朝着く通称red eyeと呼ばれる夜行便がありますので,ホテル代を節約するのも簡単です.
私は出張だけで必要なマイルはまかなえるのでほとんど修行をしたことがなかったのですが,昨年はアメリカンに浮気した影響でユナイテッドの1K維持が危うくなり,年末に修行らしきことをしました.地元の空港からラスベガスへ行ってすぐボストンへ折り返し,またラスベガスへ行って戻って来るという,3日間で大陸横断を2往復するという旅程で,$450で11,000マイルほど稼ぎました.4cpmは切れませんでしたが,全フライトでアップグレードできたので,かなりお買い得だったと思います.

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