米系エアラインもサービスで勝負へ 2


米系といえば機内サービス,特にエコノミーではほぼ皆無というイメージだと思いますが,これは9/11以降の業績悪化とLCCとの競争のため削りに削った結果です.しかし,最近の業績向上を受けて,ややサービスに回復の兆しが見られます.

ユナイテッドは,国内線エコノミーに座るグローバルサービス・1K会員にアルコール類と有料スナックそれぞれ1アイテムを無料で提供するようになった上に,2月1日から国内線エコノミーにスナックを復活させました.前者はアメリカン,後者はデルタのレベルに追いついたことになります.

アメリカンも,国内線エコノミーの無料スナック提供 (大陸横断路線は2月,その他の路線は4月から),ダラス~ハワイ線での食事提供 (5月から) を昨日発表しました.国際線もアメニティキットの更新 (Cole Haan),一部太平洋路線ビジネスクラスでのパジャマ提供という変更があるようです.ハワイ線は下手な国際線よりフライト時間が長いこともあるので,どこも食事が有料というのはかなりの謎でした.これはぜひ他社も真似してもらいたいところです.

ところで,日系はFAもといCAの対応は米系など歯牙にもかけないぐらい素晴らしいのですが,国内線エコノミーのアメニティとなると無料なのは数種類のドリンクぐらいで,ノンアルコール飲料はすべて無料の米系にやや劣ります.また,ファーストクラス (プレミアムクラス) の食事も,温かいものは味噌汁ぐらいだったりします.ほとんどの路線が平均的なアメリカ国内線より短距離なので当然かもしれませんが,一般にサービスレベルが高いと認識されているわりには不思議な感じもします.


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2 thoughts on “米系エアラインもサービスで勝負へ

  • 大阪球場

    Takさん、
    日系の国内線エコノミーの貧弱なアメニティですが、そうですよね、僕もそう思っていました。
    何でかな、と推測してみました。やはりレガシーキャリアは2社しかないし、そこまで競争する必要もないから、
    なんて邪推したりもしますが。国内線で体力を貯めて、競争の激しい国際線で使うのが賢明なのでしょうか。
    素人にはよく分かりません。
    ひょっとしたら逆に、LCCとの競争もあり、そこまでしないとやっていけないのでしょうか。

    昔は規制に守られて、利益もたくさん出ていたと思います。だから、国内線でも茶菓や軽食がありました。
    僕の人生初のフライト、26年前のJLのOKA-ITMではサンドイッチボックスが配られました。
    747で、前にスクリーンがありNHKニュースなんかがやっていたような。
    今でも覚えていて、いい思い出です。

    • tak Post author

      大阪球場さん

      賛同していただけてうれしいです (笑).以前からサービスレベルとのギャップが不思議でした.LCCとの競争の可能性もありますが,同じようなアメリカ国内線と比べても運賃は決して安くないですね.私はもう少し前に乗っているはずですが,何が出てきたかさっぱり覚えていません・・・ 747のプロジェクタ+スクリーンは,少なくともNHでは引退までそのままでした.引退寸前は色がずれていて痛々しかったです (苦笑).