Citi Prestige カードの比較的マイナーな特典に,ホテルを Citi コンシェルジェ経由で4泊以上予約すると1泊分払い戻してくれる,というものがあります.私は弾丸旅行が多いので使う機会はなさそうだと思っていたら,ロンドンで4泊する用事ができたので,試しに使ってみることにしました.
事前に各チェーンでロンドンのホテル相場を調べたら,覚悟していたものの実質4分の3になることを考えてもかなり高額です.その中ではIHGとヒルトンなら比較的リーズナブルな選択肢があるので,ダイヤモンドにステータスマッチされたばかりのヒルトン系を選びました.
ウェブサイトの指示通り Citi のカスタマーサービスに電話すると,コンシェルジェに転送され,そこで都市・日程・人数・その他希望を聞かれました.すると24時間以内にいくつか見積もりをメールで送るということで,その言葉通り数時間後メールが届きました.
中を見ると確かにヒルトン系ばかりですが,1泊300ポンド以内 (本当は200ポンドぐらいに抑えたい) と言ったはずが伝わっていなかったのか,300ポンドを超える高額なものしかありません.お話にならないので,ヒルトンのウェブサイトで200ポンド前後とお手ごろだったホテルのAAAレートを希望するという返信を送りました.
次に来た見積もりにはちゃんと指定したホテルがあり,レートもAAAということでしたが,なぜかウェブサイトで予約できるものより50~100ポンドも高くなっていて4分の3になる意味がありません.予約画面のスクリーンショットを付けて返信すると,電話してくれれば希望のレートで予約してくれるとのこと.
そこでメールに出ていた直通電話番号にかけました.先方がウェブサイトを見ながらオンライン予約するのに合わせて,必要な情報を伝えてやっと予約が完了しました.送られてきた確認書によると,Citi と提携している旅行代理店が予約した形になっているようです.
ところで,私が今回利用しただけでも Citi にとっては約300ドルの出費となり,250ドルのエアライン費用払い戻し特典と合わせると年会費450ドルを軽く超えます.手数料や利息もあるとはいえ元が取れるのか不思議でしたが,旅行代理店がからんでいるということでやや納得がいきました.
ホテルを旅行代理店経由で予約すると代理店にコミッションが渡ります.コミッションは10%ぐらいが普通ですが,Expediaのような大手代理店になると25%近いこともあるようです.仮に25%だとすると4泊すれば1泊分が返ってくるわけで,それなら1泊分を払い戻してもトントンということなります.代理店も少しは手数料を取るでしょうから完全にゼロではないかもしれませんが,Citi の出費は私が想像していたのよりもだいぶ少ないと思われます.最初に提示してきた見積もりはコミッション率の高いレートだったのかもしれません.
こんにちは。
既にご存知かもしれないですが、ヒルトンのダイヤモンドステータスは、ステータスマッチから本物のダイヤモンド会員になったら 毎回スイートルームをアサインされるようになります。
ニューヨークのウォルフアストリアホテル、シカゴのコンラッド、シンガポールとバンコクのコンラッド、カナダとアメリカ国内のヒルトンで 全てスイートにアサインされて 泊まってきました。
今年は、私もヒルトン教に宗派を戻しています。
早速一泊目として 今夜は ピッツバーグ郊外のダブルツリーに泊まっています。
Mさん
おはようございます.
全てスイートとはすごいですねー! 私がまともにダイヤモンドを確保するのはかなり厳しそうですが・・・ステマでどのくらいスイートがもらえるか楽しみにしておこうと思います.