予約番号とeチケット番号


旅慣れている方には常識だと思いますが,ときどき大事になることがあるのが予約番号 (confirmation number, record locator) とeチケット番号の違いです.
フライトを予約すると,英数字6桁の「予約番号」が付きます (日系の国内線など,一部独自の予約番号を使うことがあります).これは「そのフライトに席を確保できた」という合図です.1つの予約に複数の人が入っていても予約番号は1つで,フライト等を変更しても通常は予約番号は変わりません.ただし複数の航空会社のフライトが入っている場合は航空会社ごとに予約番号が違い,各航空会社のウェブサイトで予約を見るにはそれぞれの予約番号を使わなければなりません (同じ予約システムを使っている場合は互換性があることもあります).
予約を変更するときは,同じ予約番号に入っている人は全員同じように変更しなければなりません.どうしても違う変更をしたい場合は,予約を分けて別の予約番号を割り当てれば可能です.逆に,もともと複数の予約を1つの予約番号のもとに集めることは,仮にフライト・クラスが全員同じでもできません.
予約後,現金やマイルで対価を支払い航空券が発券されると,数字のみ13桁の「eチケット番号」が記載された領収書が発行されます.これで初めて実際に搭乗する権利ができます.eチケット番号は原則搭乗者1人につき1つですが,フライト数が多い場合,複数の航空会社がある場合は複数になることもあります.予約番号とは違い,フライトや搭乗クラスを変更するとeチケットが再発行され,eチケット番号も新しくなります.
このことからもわかるように,飛行機に乗るには「予約番号」があるだけではだめで,「eチケット番号」が伴っていなければなりません.通常,きちんと支払い処理がされれば問題ないのですが,まれに予約に対応するeチケットが見つからなくて搭乗できない,という事態が発生します.
まれに問題になるのが,ある航空会社(A)で作った予約に,他の航空会社(B)のフライトが入っている場合です.本来は,支払いを受けた航空会社Aがeチケット番号を航空会社Bに伝えなければならないのですが,何かの手違いでこれがされないと,航空会社Bから見ると予約はされたけど支払われていないという状況になり,いつのまにか予約が取り消されたり,当日搭乗できなかったりします.
昔は紙の航空券が支払った証明になっていたわけですが,すべて電子的に処理されるようになったので,システムの不具合でこういう問題が起こる可能性が出てきてしまいます.複数の航空会社が1つの予約に入っている場合は,電話なりウェブサイトなりでそれぞれの航空会社で予約を確認することをお勧めします.また,旅程表をプリントアウトして持っていくときは,予約番号だけでなくeチケット番号が記載されていることを確認してください.
ちなみに,eチケット番号の最初の3桁は発券した航空会社によって決まっていて,アメリカンが001,ユナイテッドが016などとなっています.予約番号の方も重ならないように工夫されていると思いますが,明らかな規則はないようです.

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