これまでアメリカ国籍・在住者がEU加盟国を不要不急の旅行で訪問することは一部の国 (クロアチア・ギリシャ・スペイン等) を除きできなかったのですが,今日EUがアメリカを “Safe Travel” リストに追加しました (日本はもともと入っていました).ただしこれはあくまでもEUの決定で加盟国が従う義務はなく,国によって引き続き入国禁止や隔離などの対応が続く可能性はあります.しかし,これで夏以降比較的自由にヨーロッパへ旅行できる希望が出てきました.さらに,ワクチン接種済みの旅行者は出発地に関わらず入域できるようになるかもしれないということです.なお,アメリカへの帰国の際にはフライト3日前以降のPCR検査を受けて陰性である必要がありますので,滞在先で検査を受けられるかどうかは事前に調査しておくのがよいでしょう.
一方アメリカとカナダの間の国境封鎖は,現在の終了予定日6月21日から延長される可能性が高いようです.