簡単にできる機内安全対策


アシアナ航空の事故でもそうでしたが,最近の航空機は頑丈にできているせいか,相当な衝撃を受けてもなんとか全壊せずに静止するところまでは行くことが多いように思います.また,大事故にならなくてもシュートを使って緊急脱出するという事例は先進国でも年に十数件 (もっと?) ぐらいは起こります.日本ではANAの787がありましたし,アメリカでも車輪が出ずに緊急着陸をしたという話は結構聞きます.そう考えると,乗客としては緊急脱出を素早くするための対策を取っておくのが有効と言えそうです.

  • 安全対策ビデオを見ておく
    シートベルトの部分なんかは見なくてもいいのですが,いざとなると細かいところで戸惑うことがあるので一応は見ておいたほうがよいと思います.酸素マスクを強く引っ張らないと酸素が出てこない,救命胴衣は機外に出るまでは膨らまさない,というのは慌てると忘れそうです.緊急着陸時の姿勢も座席によって違うことがあります (バルクヘッド,後ろ向きの席,肩ストラップのある席は特殊).ラフトのない非常口があると,着水の場合に使える非常口が限定されます.

  • 非常口までの列数を数えておく
    非常口が前後どちらにあるかだけでなく,何列先にあるかまで確認しておけば,煙などで視界が悪い場合にも列数を数えて迷わず非常口にたどり着けます.非常口席に座ったら,開け方をイメージトレーニングで確認しておくのは言うまでもありません.

  • 離着陸時は靴を履いておく
    日本人は特に機内で靴を脱ぐ人が多いのですが (私もそうです),万一の場合に機外へ脱出することを考えると離着陸時は靴を履いておいたほうがよいでしょう.破片や火から足を守ってくれます.ハイヒールはシュートを傷つけるので脱ぐように指示されますが,普通の靴なら問題ありません.私は,電子機器のスイッチを切っておかなければならない間は靴も履くことにしています.

  • 離着陸時は財布・身分を証明するものを身に付けておく
    緊急脱出時には荷物を持って出ることはできません (アシアナ航空機事故ではスーツケースまで持って脱出した人たちがいて批判されました).パスポートなどを機内に残したまま脱出すると,帰国のために緊急旅券を手配しなければならず,面倒です.

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