ランキング好きのアメリカで,US Newsが毎年マイレージプログラムのランキングを発表しています.評価項目はマイルの獲得のしやすさ,特典航空券の取りやすさ,その他マイレージプログラムの特徴 (ステータス,アップグレード等),ネットワーク,特典枠の空き状況,フライト・運航の質などです.今年の結果はこちら (カッコ内は昨年の順位).
- アラスカ航空 (3)
- アメリカン (5)
- サウスウェスト (2)
- ジェットブルー (1)
- ハワイアン航空 (8)
- ヴァージンアメリカ (6)
- フロンティア (9)
- ユナイテッド (4)
- デルタ (7)
- スピリット (10)
こういうランキングは評価項目の重み付けでかなり変わるので参考程度に見ておけばいいと思いますが,アラスカ航空,アメリカンが上位に来ているのは当然でしょう.大多数の人が国内線エコノミー特典にマイルを使うという現状からして,販売されている航空券は必ずマイルでも予約できるというシステムのサウスウェスト・ジェットブルーが続いているのもうなづけます.
当然といえば当然ですが,ユナイテッドが4位から一気に8位まで落ちて,通称「スカイペソ」のデルタとほぼ並びました.両社は特典の必要マイルを一挙に値上げした上,金額制になってマイルが獲得しにくくなったという共通点があります.さらに,デルタが特典枠を少し開放するようになったのに対し,ユナイテッドは逆に絞っているという噂もあるので,逆転も夢ではない(?)かもしれません.
まるで、今年になってD社・UA社の幹部・エグゼクティブが入れ替わったかのようなプログラムの転換ですよね。Takさんコメントのとおり、D社のプログラムの方がこのごろは特典も利用しやすくなって来て、(貯める部分は別にして)メリットもUより上のように感じられます。旧プログラムを維持しているアラスカ、アメリカンの健闘が感じられますね、年内にどちらも利用したいと思っています。
NWエリアさん
入れ替わったというか,DL幹部がUAも経営しているかのように追従しますね(笑).アラスカは規模が小さいので独自性を保たないと厳しいかなという感じがしますが,アメリカンが追従するのは時間の問題だと思いますので,利用されるならお早めに!