Citi カード一増一減 6


USエアウェイズ提携カードを発行している Barclaycard から,プログラム統合に伴い私の持っているカードが AAdvantage Aviator Red MasterCard に切り替えられるという連絡が来ました.特典は Citi 発行のアメリカン提携カードとほぼ同じで,私にとって一番大きいのは特典で使ったマイル数の10%が戻ってくる (年間1万マイルまで) というものです.Citi カードとの違いは為替手数料無料なのと,年会費が$89と6ドルだけ安いという2点.

私は Citi の方も持っていて,特典の10%払い戻しはそちらでも受けられます.しかし,2枚持っているからといって2万マイル返ってくるわけではないようなので,両方は不要です.海外を含め,どちらも支払いに使うつもりは全くありませんが,年会費がわずかに安いのと,Citi では Prestige を申し込む可能性があるということで,Barclaycard の方を維持することにしました.

ちょうど Citi の年会費を3月中旬に払ったところなので,急いで解約します.理由を聞かれたので正直に Barclaycard も持っているからと答えたら,あっさりと応じてくれました.どのくらいの人が Barclaycard を選ぶかわかりませんが,Citi としては合併のちょっとしたとばっちりでしょう.

するとその直後,折りよく Prestige Card のボーナスポイントが5万に増えたという情報が入ってきたので,少し考えて申し込むことにしました.結果,その場で承認されました.

この Citi Prestige Card は,シンガポール航空などに移行できる ThankYou ポイントが貯まるカードです.年会費は$450と高い部類に入りますが,年間$250まで航空会社の諸費用が払い戻されて実質$200となり,さらにアメリカンのラウンジアクセスと Priority Pass Select も付きます.

ラウンジに関してはアメックスプラチナと Citi  AAdvantage Executive を合わせたのとほぼ同等ということになりますが,以下のような微妙な違いがあります.

  • アメリカンのラウンジ:AAdvantage Executive にはラウンジ会員が付くのに対し,Prestige の方はラウンジの利用権だけです.つまり前者はアメリカンで飛ばないときにも使えますが,後者はアメリカンで飛ぶときしか使えません.地元の空港にアメリカンのラウンジがあり,デルタやユナイテッドで出発するときにも使いたいところです.
  • プライオリティパス:アメックスプラチナの方はゲストなしなのに対し,Prestige の方はゲスト2人まで可能ですが,センチュリオンラウンジとデルタのラウンジは使えません.私の場合ゲストは滅多に連れていない一方,センチュリオンラウンジは捨て難いです.デルタも飛ぶ機会は多いので,これが使えなくなるのも惜しい感じがします.

このように,完全に互換性があるわけではありません.かといって年会費$450クラスのカードを3枚も持つのはばからしいので,少なくとも1枚はキャンセルしたいところです.アメリカンの上級会員にとって AAdvantage Executive にはラウンジ以外目だった特典がないので,こちらをキャンセルするのがよさそうかなと考えています.空港にはなるべくぎりぎりに行くようにすればいいだけですから.


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6 thoughts on “Citi カード一増一減

  • グローバル・フライヤー

    私は自分のAAカードをキープし、家族のUS Airカードをキャンセルしようと思い電話をしたところ年会費を無料にするとのことで、こちらもキープしました。特典航空券10%オフは知らなかったのでラッキーでした。

    私もPrestise Cardを考えていますが、年会費$450と$250の航空会社の諸費用が払い戻しをどのように利用できるかで悩んでいます。諸費用の裏ワザは色々見ますが100%ではないので、50,000 mile/$450はあまり魅力を感じません。
    すでにRitzカードのTravel Credit $300の利用方法を悩んでいますが、ラウンジ、荷物もOW・Sapphire、SA・Goldでカバーできるので、$300無駄になりそうです。

    • tak Post author

      グローバル・フライヤーさん

      それはラッキーでしたね.家族の方もアメリカン特典を発券されるなら持っておく価値はあると思います.

      Prestigeの$250は,アメックスやRitzとは違い裏ワザは必要ないようですよ.チケット代金も含め航空会社のチャージは何でもOKのようですし,航空会社を事前に指定する必要もありません.Ritzの方が電話をかけなければならず,面倒そうですね.

  • Riku

    Prestigeのボーナスが5万に上がったのは魅力的ですよね。
    しかもspending amountも$3000ほどですし、私も作ろうか考えている最中です。
    Executiveありますが、ラウンジアクセス以外は全く使えません。
    それに$450はちょっと高いですよね。近いうちにキャンセルする予定です。

    • tak Post author

      Rikuさん

      はい,$3000利用で50Kというのはかなり魅力的だと思います.Executiveは本当にラウンジ以外何もないので,私もキャンセルを考えています.

  • Pechedenfer

    久しぶりにコメントさせていただきますが、毎回興味深く拝見しております。

    アメリカのクレジットカードのキャンペーンは、いつもながら派手ですね。日本では、昨年まではそこそこの入会ポイント・ボーナスポイントを提供していたのですが、今年になってからカードの宣伝は地味です。
     むしろ逆の動きがあります。アメックスが最近さかんに、「月々のお支払いにもポイントはご利用いただけます」と宣伝しており、換算レートを上げるキャンペーンも行っています。「月々のお支払い」はカード会社にとって命綱。ここを減額するようなキャンペーンを張るということから考えて、大量に出してしまったポイントの償却に迫られているとも読めます。
     またカードアップグレードキャンペーンも届きましたが、そこでの特典は「新たな審査無し」だけです。
     クレカのポイントはFFPのマイルに利用され、「マイルインフレ」=FFP改悪の原因にもなっています。航空会社にも半分責任はあるとは言え、クレカ会社と航空会社の間に何らかの動きがあるのかと勘ぐっていました。今1ポイント=1マイルが基本ですが、このレートが突然2ポイント=1マイルになると大変ですから…。
     しかしこちらでお書きになっているアメリカの状況を見ると、世界的な動きではないようです。一安心ですが、アメリカの種々の追加ポイントはうらやましい限りです。

    • tak Post author

      Pechedenferさん

      コメントありがとうございます.
      おっしゃるとおり,アメリカのキャンペーンはときに大丈夫か?と思うぐらい派手です.アメリカはクレジットカード社会で利用額そのものが大きいですし,日本人と比べてアメリカ人は一般に浪費癖がありますので(笑),カード会社はかなりもうかるのでしょう.日本のアメックスは昨年かなり派手にやっていたようですから,今頃になって困っている可能性は大いにありますね.
      マイルインフレがFFP改悪につながっているのはアメリカでもあると思います.ただ,エアラインにとってはカード会社に売るマイルがそれなりの利益になり,カード会社には会員獲得・維持のためにはFFPをあまり改悪してほしくない,という事情もあって,普通に飛んで獲得するマイルやステータスがとばっちりを受けているような気がします.
      世界でいうと,ヨーロッパはかなり大変なことになりそうです.詳しくは今日のエントリーをご覧ください・・・