デルタが特典チャートを幽閉した (まだ生存しているんでしょうか・・・?) のを受けて,対策を考えています.昨年ステータスマッチを経て維持したばかりなのを考えると短気すぎるかなと思いますが,マイルはいったんアカウントに入ってしまうと融通が利きませんから,ここは慎重・冷徹に対応したほうがよいとも思います.
ただユナイテッドを離れたときとは違い,信頼性やサービスを考えるとデルタを飛ぶこと自体は全く問題ないので,状況はやや複雑です.
手持ちのマイルは,先日RTWのコロンボポジショニングのために7万マイル使って残り5万マイル弱とやや中途半端です.ただしこれは仮押さえで,有償に切り替えてもいいかなと思っていますので,実質12万マイル弱あると考えても構いません.一案としては,もう少しフライトを加算して合計125,000マイルとし,ヨーロッパか南米のビジネス往復を発券しておさらばするというのが考えられます.
その後の加算先としてはスカイチーム各社のほかアラスカ航空が候補となります.
マイルの価値としてはアラスカ航空が随一でしょう.また,デルタのプラチナメダリオンを使えばMVPゴールド75Kまでステータスマッチできそうです.問題はアラスカ航空自体に乗る機会がほとんどないので,上級会員特典を使う機会も少なそうだということ.また,アラスカ航空便以外で維持するには9万マイル必要で,デルタプラチナの75,000マイルよりもマイル数は厳しくなります.ただし特典のキャンセル・変更が無料なのはありがたいです.
アラスカ航空のステータスはデルタでも一部使えますが,アップグレードの優先順位は自社のシルバーより下なのでほとんどないと思われます.また,いつ喧嘩別れしてもおかしくない状況なのも不安です.
スカイチームのどこかにするなら,ラウンジが使えるエリートプラスは確保したいところです.
マイルの使い道としてはスカイチームのファースト特典が取れる大韓航空が面白そうです.ただし,スカイチームに通算50万マイル乗るとその後一生エリートプラスになるという変わったシステムで,現実的ではありません.
エールフランス (フライングブルー) は年間4万マイルでエリートプラス相当 (ゴールド) が維持できます.ステータスマッチは2013年前半に一瞬やっていたようですが,現在はなさそうです.特典の必要マイル数が多めなのが問題ですが,ときどきバーゲンがあるのでそのタイミングを狙うのがよいかもしれません.
あるいはもう1年デルタを維持して様子を見るか・・・ 悩ましいところです.
因果応報
と言ったらいいのでしょうか。
別に監督官庁ではないのですが、そういう信賞必罰的な対応は絶対に必要ですね、利用者として、一航空ファンとして。
航空会社に限らず、どの民間企業でもお客さんあっての事業です。
顧客のことを忘れると必ずしっぺ返しが来る、
ということを分からせてあげる必要もあると思います。
だから僕はデルタは避けています。他社にも大して乗ってはいませんが。
昔の、NWを併合するもう少し前までは好感の持てる航空会社だったのですが。
われわれのような客が減っても痛くもかゆくもないのでしょうか。
極論ですが、デルタはもう現行のマイルプログラムはやめるつもりかもしれませんね、反応を見ながら。
存続するにしても現在の形からは大きく変わっているかもしれません。
思えば2015年が転換点だったなー、なんてならなければいいのですが。
大阪球場さん
デルタは本業である運航やカスセンに関しては米系で一番だと思いますので,複雑なところです.我々ぐらいの財布で与える影響なんて微々たるものでしょうし,デルタとしてはごちゃごちゃ文句を言わない素直な客が望ましいのでしょう.
マイルを使う方も金額に比例させるのではないか,という予想はありますね.ただそうなったらキャッシュバックと変わらなくなり,わざわざマイルを貯める意味はなくなりますから,そこまではやらないのでは・・・というかすかな期待はあります.
あ、そうでしたね。デルタは定時発着率がトップクラスでした、忘れてました。
カスタマーセンターも信頼できるらしいですね、そういう航空会社の体幹のところは素晴らしいんでしたよね。
法人需要はがっちり押さえていく戦略でしょうか。
大阪球場さん
そうなんです.UAのように全部ダメになったら (!?) すっぱり別れられるのですが(笑).
私も周りの出張が多い人を見てもマイルやステータスをものすごく気にする人は少数派ですし,DLとしては安いマイラーは要らない,ということもかもしれませんね.