アメリカンの新しいボーナスマイル 2


来年からデルタとユナイテッドの特典マイルが金額制になります.格安エコノミーだと獲得マイル数が減るのでマイラーの間では不評ですが,逆に正規エコノミーやプレミアムクラスを買う層は恩恵を受けるため,距離制を維持するアメリカンからこの2社に流れる可能性があります.
アメリカンが,その対策とも考えられる新たなボーナスマイルを導入しました.来年から,ビジネスクラス以上で乗ったフライトに対し,距離とステータスに応じたボーナスを加算するというのです.すでにあるクラスボーナス (50%) とステータスによるボーナス (25~100%) にさらに上乗せする形となりますが,プロモーションではなく永続的な制度変更のようです.

ステータス

長距離

短距離

F/C

格安C

F/C

格安C

EXP/CP

12,000

3,500

1,000

500

Plat/Gold/Silver

6,000

1,000

500

250

一般会員

3,000

0

250

0

運賃クラス:F/C- F,A,P,J,R,D,C / 格安C- Z,I
長距離:3,000マイル以上の路線およびJFK~LAX/SFO
例えば,エグゼクティブプラチナがダラス~成田 (片道6,427マイル) にC運賃以上で乗ると,
ベースマイル (6,427) + クラスボーナス50% (3,214) + ステータスボーナス100% (6,427) + 新ボーナス (12,000) = 28,068
と往復で56,136マイルも加算されます.これはユナイテッドの1Kで言えば運賃とサーチャージの合計が約5,100ドルの航空券を買ったのと同程度のマイル数です.格安でないビジネスはもう少し高いかもしれませんが,獲得マイル数はかなり近い水準になりそうです.
減らすのではなく,増やす方で対応するのは賢いやり方ですが,すでに他社と比べて必要マイル数が少なめの特典チャートが不釣合いにならないか,心配ではあります.また,格安ビジネスより高いことの多い正規エコノミーが対象外なのはちょっと不思議です.


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