特典航空券の取りやすさ


Wall Street Journalが,各社の特典航空券の取りやすさを調査して記事にしています.調査方法は,各社の長距離・短距離それぞれ10路線について,6月~10月の14種類の日程で往復特典航空券をオンラインで2席分探す,というものです.エアベルリンとサウスウェストがすべてのケースで席が見つかり(100%),1位という結果になりました.
米系大手ではユナイテッドが71.4% (昨年比-8.6%) でトップ,アメリカンが55% (+6.4%),デルタも55% (+18.6%),USエアウェイズが35% (-1.4%) でした.日系は調査対象になく,アジアではエアアジア (92.1%),シンガポール航空 (86.4%),中国南方航空 (85%),キャセイ (81.4%) などが入っています.
大多数の人がマイルの出所と同じ航空会社のエコノミー航空券にマイルを使うという現実からすると妥当な調査方法なのでしょうが,電話予約,提携航空会社,プレミアムクラスを含めた本当の取りやすさを反映していない可能性が高いと思います.
例えば,USエアウェイズがまだスターアライアンスにいた頃に調査が行われたとすると,ユナイテッドの結果,特にアメリカ国内区間にUSエアウェイズの便が混じっている可能性があります.逆に,USエアウェイズのウェイブサイトは提携他社を検索できませんので,ユナイテッド便に空きがあっても出てきません.つまり,結果はウェブサイトの機能によっても大きく変わるわけです.ユナイテッドやブリティッシュエアウェイズ (72.1%) のようにウェイブサイトの特典検索が優秀なところはそれだけで有利かもしれません.オンラインで予約できるかどうかも確かに「使いやすさ」の一指標とも言えますが.
とはいうものの,デルタの大幅改善は「スカイペソ」脱却の第1歩として歓迎すべきでしょう.記事でもデルタの役員が特典枠を今までより積極的に開放し始めたと明言しており,来年からのシステム変更後に期待したいところです.