アメリカンの提携クレジットカードは, USエアウェイズと合併後も Citi (旧アメリカン) と Barclaycard (旧USエアウェイズ) の両社から発行され続けています.私は Barclaycard の方を持っていますが,私にとっての最大の特典は特典航空券の必要マイル数1割返還 (年間1万マイルまで) と,毎年の1万マイルボーナスです.つまり年会費95ドルで事実上毎年2万マイルが入ってくるわけで,それだけで持っている価値があります.
ところが,5月1日から特典の内容が変更されることになり,この2つは消えてしまうことになりました.代わりに追加される特典はこちら:
- 同伴者が 99ドル+税・諸費用で乗れる割引券 (年間2万ドル以上利用)
- 機内WiFi費クレジット25ドル
- Flight Cents (試行だったのが本格運用になるようです)
年会費も99ドルへと微妙に上がります.手荷物無料や優先搭乗の特典は継続しますが,当然ステータスがある人には関係ありません.
このカードを年間2万ドルも使うわけはありませんから,事実上特典はWiFiのみになってしまいます.5月の年会費支払いのタイミングでキャンセルすることになりそうです.
ところで,同じく Barclaycard のルフトハンザ提携クレジットカードも,マイルの大半を使い切ったので有効期限の問題がなくなり,キャンセル予定.これによって Barclaycard 発行のクレジットカードはすべてなくなりますが,ここが便利なのはアメリカでは数少ないサイン+暗証番号カードであることです.海外の券売機などで使えるクレジットカードがなくなるのはちょっと痛いですが,今後はデビットカードで代替するしかないでしょう.ちなみにJRの券売機ではどちらも使えませんでした (怒).
Takさん、
この変更は痛いですねぇ。。。
昨今の承認厳格化でボーナス狙いのカード作成も厳しくなり、私も年会費更新のタイミングでキャンセルするので、Barclaycard発行のカードがゼロになります。
白熊さん
はい,痛いです.ただ5月以降最初の1万マイルはもらえるようなのでそれまでは待とうと思いますが,今調べたら昨年のボーナスは4月初めに加算されています.今年もそうだったら,99ドルでWiFi25ドル+1万マイルは悪くはないので,あと1年ぐらいは維持することになりそうです.