ユナイテッドPQDの混乱


日本にお住まいの方々には関係ありませんが,アメリカ駐在の方なら影響があるかもしれません.
私は今年からユナイテッドのステータスは狙わないことにしたので関係なく,人ごととして面白く眺めていますが,予想通りというか,ユナイテッドのPremier Qualifying Dollarsの算定がいろいろ混乱をきたしているようです.
ルール上は加算されるはずなのに加算されないという問題 (ユナイテッド発券のルフトハンザ便など) は単なる手違いで,電話すれば加算されるようですが,深刻なのは「バルク」という,旅行代理店が航空会社との特別契約に基づいて販売する航空券です.パッケージツアーで使われるのはたいていバルク運賃ですが,出張手配を行う代理店ではファーストクラスのバルク航空券を扱う場合もあり,バルク=格安チケットとは限らないのがやっかいなところです.
PQDの精神(?)に照らせば,ユナイテッドは確かにチケット代金を受け取っているわけですから,当然PQDは加算されるべきです.一方,ユナイテッドと代理店にとっては,正確なPQDが加算されると今まで秘密になっていたキックバックなどの契約内容が明らかになってしまい (税金以外に払った額からPQDを差し引くとキックバックの額がわかる),都合が悪いという事情があります.
今のところ報告されている例で多いのは,アメックスの出張手配サービスで購入した航空券に対してPQDが加算されないという問題です.領収書の内訳をよーく見て,本来なら運賃額が書いてあるべきところに”BULK”と書いてあるとやばいそうです.出張ですから,ファーストクラスや出発直前の高い運賃のことが多く,これに対してPQDが加算されないのは確かに理不尽でしょう.

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