このフライトのパイロットは・・・国王!?
オランダ国王が,なんと21年間にわたってKLMの副操縦士を務めていたことを公表しました.フォッカー70という小型機に月2回ほど乗務するだけということなので,遭遇する確率はかなり低そうですが,日本でいえば天皇陛下がJALのパイロットなのと同じことだと思うとすごい話です.今後はフォッカー70の退役に伴い737の訓練を受けるとのことで,路線の範囲はぐっと広がります.いつかオランダ国王が操縦するフライトに乗れるかも!?
大型電子機器持ち込み禁止対象路線が拡大される?
現在,中東など10空港からアメリカへのノンストップ便で大型電子機器の機内持ち込みが禁止されています.これが5月11日からヨーロッパ発の全フライトにも適用されるのではないかという噂が出て,実際にデルタはフライングで空港に掲示を出してしまいましたが,幸い今のところ実施されていません.ヨーロッパ各国や米系エアラインから経済への影響を懸念する声が出ているためと言われています.
趣味の旅行ならラップトップなしでもいいでしょうが,実際に禁止されたら,ゲートで別途預かるなどの対策をしてくれない限りヨーロッパ出張は難しいと思います.
今後どうなるかについては,航空系ブロガーの間でも対象拡大はもうないという見方と,まだわからないという見方に別れています.
アメリカンの国内線アップグレードシステム変更
アメリカンの国内線アップグレードのシステムが昨日20日から変更されました.
- コンシェルジェキー・エグゼクティブプラチナ会員は特典航空券を無償アップグレードできるようになります.
- アップグレード優先順位が以下のようになります.
- ステータス
- アップグレードの方法 (マイル・SWU→有償・500マイル券→特典・500マイル券)
- 過去12ヶ月のMQD
- 予約クラス
- アップグレードリクエストの時期
注目されるのは,アップグレードの順位が過去12ヶ月のMQDでほぼ決まることです.デルタ・ユナイテッドでステータスに次いで予約クラスが使われるのと大きく違います.対象のチケットの値段だけでなく過去の実績を考慮するというのはわかるような気もしますが,私のようにギリギリのMQDで到達しようとしている人には厳しい変更です.
アジア発はどうなるんでしょうね。日本では持ち込み荷物の検査でiPadはノートパソコンと違い、鞄から取り出す必要はないですが、韓国など、取り出す必要がある空港もあります。(台湾も取り出しだったかな。)日本は緩いのか、それともX線の分析に自信があるのか、私には分かりません。日本の検査はかなり迅速です。海外と同じ品質なのか疑問に感じることもあります。
satoさん
アジア発に関しては今のところ話に出ていませんね.確かに日本ではあまりセキュリティチェックで待つイメージはありませんが,大きな荷物を持ち込む人が少ないからかもしれません.タブレットは中東発対応のために初めて買ったぐらいなので,日本ではiPadを出さなくてよいとは知りませんでした.いずれにしても,アジアは全般にアメリカやヨーロッパ (特にLHR!) に比べると早い感じがします.早い=手抜きではないとは思いたいですが,テロリストがアジアを経由しない保証はないわけで,本当に危ないなら世界的にやるべきとも思いますね.
セキュリティを担保するためとは言えヨーロッパからのフライトでもノートPCの
持ち込みを制限されたら大変でしょうね。
最近は必要なデータはクラウド環境に保存するのが主流でしょうが、長いフライト時間に
必要な資料の作成やメールチェック等をしたい方は難儀をされるのではないのかと。
この間のGWにアメリカ経由でペルーに行ったのですが、ペルーからの帰りは深夜便の為
ペットボトルの水をもって搭乗口を通過したらそこでも全乗客に対して荷物チェックがあり、
水を没収されてしまいました。。。もう極力フライトではアメリカには近づきたくないですw
通りすがりさん
ヨーロッパからの全フライトとなると,影響を受ける航空会社や乗客の数は桁違いですね.ビジネスへの影響は避けられないと思います.
アメリカ便のセキュリティは出発地によっていろいろで,経験されたように予想外のことも起こるようです.乗継でも入国しなければならない空港も多いので,カナダ経由にするなどの対策が必要ですね.
先日、香港からSeattleにデルタで飛んだ際も、ブリッジの中で荷物の開封検査がありました。検査自体は軽いものでしたが、ボトル水は取り上げられました。