三大アライアンス徹底比較 (2) 上級会員特典 2


1回目のネットワーク編からずいぶんたってしまいましたが,2回目はアライアンス内の上級会員特典を取り上げます.

上級会員特典としては,各エアラインの自社会員向けのものと,アライアンス内共通のものがあり,それぞれ微妙に異なることがあります.例えば,スターアライアンスでエコノミー搭乗時にはスターアライアンスゴールドでなければラウンジは使えませんが,ルフトハンザのフリークエントトラベラー (シルバー相当) はルフトハンザグループ社のビジネスラウンジに限り使えます.今回の話題は,アライアンス内の統一ルールで決められた特典の方です.

アライアンスの共通ステータスは,スターアライアンスとスカイチームが2段階,ワンワールドは3段階あります.エアラインによって (かなり) 差はありますが,年間フライトマイル数の目安は下から2万5千,5万,10万といったところです.

で,各アライアンスの規定によるそれぞれの特典は以下のようになっています.Y=エコノミー,C=ビジネス,F=ファーストです,念のため.

 スターアライアンス  スカイチーム ワンワールド
シルバー ゴールド エリート エリートプラス ルビー サファイア エメラルド
優先キャンセル待ち・空席待ち
優先チェックイン  – C F/C
優先・事前座席指定  –
優先搭乗  –  –
セキュリティチェック優先レーン  –  –  –  –
手荷物優先取扱い  –  – ○*1 ○*1
手荷物許容量  – +20kg
または
+1
+10kg
または
+1
+20kg
または
+1
 – +15kg
または
+1
+20kg
または
+1
Y利用時のラウンジ  – ○*2  – ○*3  – C*4 F/C*4

*1 ブリティッシュエアウェイズ運航便を除く
*2 ユナイテッド会員がアメリカ国内線利用時は原則として不可
*3 国際線利用時のみ
*4 アメリカン会員がアメリカ国内線利用時は原則として不可

なお,米系エアラインのステータスを使ったラウンジ利用ルールはかなりややこしいので,詳しくは別記事をご覧ください.

同程度のステータスならどのアライアンスの特典も同じくらいだろうと思っていたら,意外と違いがあるようです.

  • スターアライアンスのシルバーはほとんど意味がない.
  • ワンワールドエメラルドがファーストラウンジを使えるのはすばらしい.
  • スカイチームは下の「エリート」ステータスでもそこそこ使える.しかし,エリートプラスでもラウンジは国際線利用時のみ.
  • ブリティッシュエアウェイズが手荷物の優先取扱いをしていないというのは知らなかった.本当?

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2 thoughts on “三大アライアンス徹底比較 (2) 上級会員特典

  • NWエリア

    スターアライアンスGRは、昔こういったグループ比較では、首位を確保していたように感じていますが、悲しいかな、一番下に落ちぶれましたね。残念。やはりなんとなく乗る気にならないのか、こちらのステイタスレベルも自然に落ちてきています。直近過去数年のマネジメントの方針が、出し渋りで、プアなのでしょうね。このTAKさんの比較表をみて、ぜひスタアラ航空社員の方には、一人ひとりの声をトップに届けてプログラムサービスの改善をしていただくように頑張ってもらいたいと思います。応援しています。

    • tak Post author

      NWエリアさん

      スターアライアンスはネットワークではやはりダントツ首位なので,客にこびる必要はない,という感じでしょうか.表には見えないフライト中の他社上級会員の優遇でも,個別に挨拶があったり,メインを優先的に選ばせてくれたりとネットワークで劣るワンワールドが頑張っているような気がします.