ゲスト記事:台風で帰国便が大波乱 その2


gt9200さんの遅延トラブルその2,解決編です.


17:40頃に再び搭乗口94へ向かうと、待っている人はそれほど多くありません。この頃、当初搭乗予定のNH175便について確認すると、こちらも遅延したものの既に離陸しているとのこと。焦る気持ちが強くなります。その後、18時になる前に搭乗口に向かうドアが閉まりました。先ほども似たようなことがあったので、ちょっと嫌な予感がしました。そして、18時過ぎに遂にキャンセルになったというアナウンスがありました。予定搭乗者たちからは怒号と、さらなるアナウンスが聞こえないので静かにしろという声が入り混じります。そして、機内からは続々と人が出てきました。早くゲートに着いた人たちは既に搭乗していたようです。後で写真を確認すると、搭乗口に到着した時点でGroup3まで一度呼ばれた形跡がありました。

搭乗口に残る人、さっさとどこかに行ってしまう人と色々でしたが、私たちは再びPolaris Loungeに戻り、上がってすぐ横のカスタマーサービスに向かいました。同じことを考えている人たちはたくさんおり、順番に名前を書き、待っている間も米国の日本語デスクに電話をしました。散々待たされた挙句つながったのは英語デスク。待っている間に日本語デスクはクローズの時間になってしまったようです。便を色々と検索してもらい、最後に見つかったのは同日23時にシカゴにエコノミーで飛び、翌日6時に到着し、同日の17時に羽田に向かうNH便(ビジネス)。一旦、それを取りましたが、ラウンジ内のカスタマーサービスの順番が回ってきたので直接話をしました。隣の日本人男性は、同日23時のシンガポール経由で東京行きを取ったものの、他にないのかと怒っています。

カスタマーサービスの方と話した結果、2日後のNH直行(7便)なら空いているとのこと。息子(9歳)は本を読んだりしていますが、さすがに体力的にかわいそう&これまで2回動いて失敗しているので、今回は動かない選択をしました。そうなると次にやることはホテルの選択です。ポイントでの宿泊も考えていたところ、カスタマーサービスの人がビジネスなら$300程度カバーされますよと言ってくれました。本当かなと思い、念のためチケット控えにメモ書きを貰いました。それから普段利用しているマリオット、Hyattで検索した結果、唯一近くで空いているのがSan Mateoのコートヤードだったので予約しました。家内は免税店でRefund手続きをして、それからDomesticに戻って荷物をピックアップし、Uberでホテルに着いた頃にはグッタリ&選択ミスに凹んでいました。辛うじてホテル内のキッチンが開いていたので、食事をしました。

その後はコートヤードに1泊した後、1階かつ車いす用の部屋はイヤだという家内の要望を聞いて、翌日は近くのマリオットに移動。こちらは5階の部屋で大変快適でした。結局、この日は近くの公園散歩とターゲットなどでの買い物で1日を過ごしました。

翌朝、ホテルは朝食付きでしたが、Polaris LoungeのThe Dining Barをえらく気に入った家内の要望により、空港に移動してからラウンジ内で朝食。それから、NH7便が出発する搭乗口に向かいました。なお、当日の搭乗口は奇しくも前々日散々待った94番でした。

アナハイムに行く前にサンフランシスコに3日いたのでトータル10日間の滞在となりましたが、ようやくアメリカさようならです。

ちなみに2日間のホテル代等は後日UAに交渉して、全額ではないもののある程度補償してもらえました。その時は不安、焦り、失望が入り混じる瞬間ですが、終わってみれば記憶に残りやすい思い出です。旅行にトラブルはつきものですが、こういう判断の時に素の自分が出るのかもしれません。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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