ユナイテッド (一部の旧コンチネンタル機材を除く) に乗るのときの一番の楽しみは,航空管制通信を聞くことです.国内線用の機材の場合はオーディオのチャンネル9が割り当てられているので通称”Channel 9″と呼ばれます.AVODのある国際線機材ではオーディオメニューの中にあります.積極的にアナウンスする機長もいますが,黙ってオンにしている場合もあるので必ずチェックするようにしています.
聞いていて面白いのは,やはり離着陸のときです.シカゴのように混雑している空港では管制官が矢継ぎ早に指示を飛ばし,パイロットの方も自分への指示を聞き分けて返事をしているのに感心してしまいます.巡航中は管制区域を移るとき以外静かですが,気流が悪いときは安定している高度への変更をリクエストしたりするのが聞こえます.
特に面白い会話が聞けるわけではありませんが,強いてあげると
- 地上からレーザー光 (いたずら?) が発せられているという警告が出た (ロサンゼルス)
- 乗っている便が離陸しようとしているときに,たまたま同じ番号のデルタ機が着陸直前で,管制官が念のため毎回コールサインを2回繰り返していた (ロサンゼルス)
- ゲートを出てすぐ離陸許可が出てしまい,15分ほどかかって滑走路の端まで来たときにパイロットが再確認していた (ホノルル)
- 中国語での交信が結構な割合で混じっていた (上海)
というようなことがありました.